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2009年6月30日 (火)

ありがとう 新子CHAN

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なんとなく買った小説「マイマイ新子」icon

1955年の日本の田舎が舞台の、9歳の女の子のお話。

おもしろかったです。レッスンの合間の暇つぶしのはずがガチで読んでしまい2日でまた暇になってしまいました。

「もはや戦後ではない」時代で生活が豊かになり始めていた頃でしたが、まだ何もかもが明るいわけではなかった。そんな中で新子ちゃん9歳が過ごす子供時代と、大人の事情を子供の視点で、よくわからないけどなんとなくわかる、誰もが子供時代に感じたあの感覚を味わうことができます。

この本の中で新子ちゃんは担任の先生に「引き算はできるけど、引き算の意味がわからない」と言います。どういうことだコラァってお母さんは怒ります。新子ちゃんはなぜ意味がわからないのか説明しようとしますが、頭の固いお母さんはまともに話を聞いてくれません。

その後新子ちゃんは友達の貴伊子ちゃんにそのことを話しました。「足し算は数が増えるだけだから分かる。でも引き算で引かれた数はどこに行っちゃうの?余った数をテストで書けばマルがもらえるけど、引かれた数がどこに行っちゃうのか気になる。余った数はどうでもいいの。引かれた数たちがどこに行っちゃうのかのほうが気になる。」

新子ちゃんの家族は全員生きているけど、友達の貴伊子ちゃんはお母さんが死んじゃっていない。貴伊子ちゃんの家族は3人だったのに。お母さんが引かれて2人になっちゃった。じゃあ引かれたお母さんはどうなってしまったの?というキワドイ話題になります。すると新子ちゃんと貴伊子ちゃんは、「分かったわ、引き算は足し算と同じことなのよ。貴伊子ちゃんのお母さんは家族から引かれちゃったけど、天国では足されてるもん。引き算と足し算は同じ!」

・・・・・・新子ぉぉぉぉぉぉぉぉ うぉぉぉぉぉぉぉぉ 泣ける

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