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2011年3月11日 (金)

地震の爪あと

3月11日

午後 1:15

朝の6レッスンを終え、夕方に教えるクラスまで時間があるので、一旦家に帰ることに。

午後 1:30

一時帰宅し、昼食を取る。

午後 2:35

赤壁で魏軍の大群を火計にて退ける。買ったばかりの真・三國無双6で

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午後 3:00

ゲーム中に少し強い揺れを感じる。遊ぶのを止め、危険な揺れかどうかを5秒ほどかけ判断する・・・・・・・・・これはヤバイ

すぐさまゲームを消し、手の届く電化製品の電源を落とす。その間にも揺れは横に大きくなる。物や建物のきしむ音。家には壁や天井に落ちてくるようなものは無い。ただ唯一、本棚の中の大量のバガボンドと銀魂がバサバサと床に落ちる。ああ!!!聖☆おにいさん1から3巻もやられた!!!!しかし落ちた巻数を数えられる余裕も、いっこうに収まらない強い揺れによる恐怖感によって奪われる。一番激しく揺れて今にも倒れそうなテレビを左手で押さえ、すぐ隣の本棚を右手で押さえ、一昨日修理から帰ってきたばかりのプレステ3を左足で押さえる。うおおおおおまた12000円もの修理代を払ってなるものか!!生きろ!!プレステ!!!!お前は生きるためにこの家に帰ってきたんだ!!!!

何秒経ったかわからないが、揺れはとにかく長く、強い。プレステを足で押さえ始めたあたりからすでにニュージーランドの大地震のニュースが頭によぎっている。家具とプレステの尊い命を支えながら次によぎるのは、彼女の安否、なぜか今朝教えたばかりの生徒さん達の安否、鎌倉に住む父親の安否、そして揺れがようやく少し弱まった頃に、「ちょうどセーブポイントで地震が発生したのが不幸中の幸いだった」という、自らを冷静にさせる自分でもくだらないと感じる考え。本震が過ぎた後も、僕の家はグラグラと揺れ続け、まるで穏やかな波の上の船に乗っているよう。

その後も強い余震と、新たな地震、そしてまたその余震。

午後3:20

台所のガスの栓を一応閉め、テレビをつける。呆然としてしまい、テレビを眺めるくらいの気力しかなかった。これが気疲れというものか。彼女に電話するが、繋がらない。ネットは生きていたので、ツイッターで無事を報告。

午後3:40

我がベルリッツ校は大丈夫だろうか。倒壊はしてないだろうけど、わりと古いビルだからな・・・ものとか落ちて大変だったろうな・・・・・・・・・・・・・ハッ!!!!4:45からキッズクラスが!!!!!

まだ時間にだいぶ余裕があるが、ニュースによると関東の電車は全て止まっているので・・・これは・・・・・歩いて行かなければ!!!!ということは・・・準備時間も含めると今出なければ!!!!!

僕は、駆け出した。競歩で

待っていろ、キッズたち・・・・・先生は今いくぞぉぉぉぉぉぉ待っていろぉぉぉぉぉぉ!!!!!!!!!!

待っていませんでした

まあそうだろうね。それどころじゃないよ。エレベーターは止まっていて、また強い地震や余震が来ると危ないので、その日のレッスンは全てキャンセルになりました。社員はあまり慌ててはいませんでした。さすが日本人。しかし去年来日したばかりのイギリスからの新任教師君はこんな地震経験したことないので、かなり浮き足立ってました。

午後 4:45

なんと4歳のキッズの男の子二名が、お母さんと一緒に来てくれました。

キッズ:「Hello~!」

僕:「Hey, were you ok?」(大丈夫だったー?)

キッズ:「OK~」(だいじょぶー)

僕:「Were you scared?」(こわかったー?)

キッズ:「Not scared!」(こわくなかったー!)

僕;:「Really? I was scared to death.」(マジでー?先生死ぬほどこわかったよ)

という会話をした後、今日は大事を取ってキャンセルだと伝えられたお母さんに連れられて、帰っていきました。元気そうな顔を見れただけでも、徒歩20分の距離を12分くらいで歩いてきた甲斐があった。来る途中、近くのカラオケ店のビルの壁が一部ヒビが入ってました。危ない・・・・・・

この地震を経て、少し考えさせられました。

自分がたまたま家にいなかったら間違いなく倒れていただろう大型家具。・・・固定しよう

彼女と連絡が取れないことで煽られる不安感。・・・災害時の集合位置、連絡方法を決めておこう

わずか12分の距離を競歩しただけで僕の両の脚を襲った尋常じゃない筋肉痛。・・・運動しよう

東京は死傷者がたくさん出るような被害はありませんでしたが、震源や海岸線の被害はひどいと今ニュースで言っています。震源じゃない東京でも地震の間、あんなに心細い思いをしたのに、震源近くでの恐怖は想像できません。ニュージーランドの地震は他人事じゃないと頭ではわかっているつもりでしたが、身を持って、改めて他人事じゃないと感じました。

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